梶浦由記さんは、天才と言われるほどの作曲家で映画鬼滅の刃・無限列車編の主題歌『炎』の作詞・作曲・プロデュースを担当しています。
映画の興行成績は、全世界累計来場者数が約4135万人、総興行収入は約517億円という驚異的なヒットを遂げています。
これだけ多くの人に見られている映画の主題歌の作詞・作曲・プロデュースを担当した梶浦由記さんの年収や印税が気になります。
また、梶浦由記さんは炎以外にもアニメの主題歌や劇中音楽、映画やドラマの劇伴でも活躍していますので紹介していきます。
今回は『梶浦由記の年収や印税が凄すぎる!炎だけじゃない天才作曲家の作品一覧』と題してまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。
- 梶浦由記の年収や印税が凄すぎる!
- 梶浦由記の作品一覧
梶浦由記の年収や印税が凄すぎる!
鬼滅の刃・主題歌の『炎』の作詞・作曲・プロデュースを担当している梶浦由記さんの年収や印税っていくらくらいなんでしょうか?
日本の映画興行収入の最高記録を塗り替え、さらにどんどん更新している鬼滅の刃の主題歌を担当しているということなので、『炎』の印税だけでも相当なものではないでしょうか?
結論からお伝えすると、梶浦由記さんの年収はおよそ2億6千万円ほどで、『炎』の印税は2億円以上になると思われます。
年収:およそ2億6千万円ほど
『炎』の印税:2億円以上
どうして梶浦由記さんの年収がおよそ2億6千万円ほど、『炎』の印税が2億円以上という予想になったのかを解説していきます。
『炎』の印税はいくら?
まずは楽曲に対して発生する印税について解説します。
まず、印税に関していは『原盤印税』と『著作権印税』があります。
『原盤印税』とは…
CDの原盤を作った制作者(レーベルや原盤制作会社)に支払われる印税のこと。
原盤印税の内訳は、①原盤制作者分(12~16%)②アーティスト分(1%〜)があります。
『著作権印税』とは…
著作権印税とは、楽曲を使用した際に支払われる印税(6%)です。
そこから、音楽出版社(34〜50%)・作詞家(25%〜33%)・作曲家(25%〜33%)に著作権使用料が払われます。
ちなみに、音楽出版社とは、楽曲のプロモーションを行っている会社のことです。
楽曲に係る印税は、作詞家や作曲家、音楽出版社(楽曲のプロモーション)に印税が入ります。
また、印税の分配は契約により2種類あります。

一般的(アメリカ式):「作詞家25%」 「作曲家25%」「音楽出版社50%」
優遇される場合(ヨーロッパ式):「作詞家33%」 「作曲家33%」「音楽出版社34%」
※音楽出版社の権利は、複数の会社で分割するのが一般的です。
『炎』の場合、作詞については、LiSAさんと梶浦由記さんが一緒に手がけており、作曲とプロデュースを梶浦由記さんのみが担当しています。
今回は一般的なケース(アメリカ式)で、音楽出版社(楽曲プロデュース分)の分割がわかっていないので音楽出版社分は含まず、考えていきます。
梶浦由記さんが『炎』で得ることとなる印税は、原盤印税が12~16%、著作権印税は37.5%となります。
楽曲に対して印税がかかってくるのは、CDの売上や楽曲のダウンロード、カラオケ、テレビやラジオ、DVD、YouTube、映画など楽曲が使われる様々な場面で発生します。
例えば、CDの販売や楽曲のダウンロードで見てみます。
『炎』のCDシングルの累計売上枚数は約27万枚(2020.10.14時点)で、CD1枚の販売価格は1,320円です。
また、『炎』のダウンロードは84.3万DL(2021.01.12時点)で価格はサイトによって違いますが平均して250円で計算したいと思います。
【シングルCD】
27万枚×1,320円×原盤印税12~16%=約4,300万〜5,700万円
【ダウンロード】
84.3万DL×250円×原盤印税12~16%=約2,500万〜3,400万円
上記のように、CDの売上や楽曲のダウンロードダだけでも約6,800万〜9,100万円となり、CDの累計売上枚数やDL数も半年以上前のものになりますので、1億円は超えているのではないかと思われます。
また日本映画での楽曲の上映使用料は、1曲当たり「映画の録音使用料の5%×同時上映最大スクリーン数」という計算になっているようで、映画の総興行収入の約0.08%になるようです。
『炎』の場合、全世界での総興行収入は約517億円を突破しているので、上映使用料は約4,100万円となり、そのうちの著作権印税(37.5%)は1,540万円となります。
シングルCDの売上やDL、映画での印税だけでもおよそ1億円以上もの印税が入っているのではないでしょうか?
他にも、CDでいえばアルバムに『炎』が入っていればその分の印税も発生しますし、テレビやラジオ、映画DVD、カラオケなども含めると2億円以上の印税が発生するのではないかと予想します。
年収は?
前述した『炎』の印税だけでも2億円以上ということでしたが、年収はいくらになるのでしょうか?
『炎』に関しては、2020年10月14日にシングルCDが発売され、映画『鬼滅の刃 無限列車編』は2020年10月16日から公開されています。
2020年10月〜2021年6月の約9ヶ月間で2億もの印税が発生していると考えると、1年ではおよそ2億6千万円ほどの年収になると考えられます。
あくまでも、2020年10月〜2021年6月の『炎』の印税を元に予想しているので、参考程度にお考えください。
また、梶浦由記さんは2021年にはアニメ『劇場版 ソードアート・オンライン‐プログレッシブ‐星なき夜のアリア』の音楽制作にと関わっているようです。
そして、1ヶ月の制作期間で50曲近く作り上げているということですし、他にもライブの予定などもあるようですので、2021年もかなりの年収が予想されるのではないでしょうか?
梶浦由記の作品一覧
梶浦由記さんは『炎』や『鬼滅の刃』の楽曲をはじめ多くの作品と手がけていますので、代表的なものを一覧で紹介していきます。
【テレビアニメ】
『魔法少女まどか☆マギカ』 劇中音楽
ソードアート・オンライン 劇中音楽
ソードアート・オンライン Extra Edtion 劇中音楽
ソードアート・オンラインⅡ 劇中音楽
僕だけがいない街 劇中音楽
ソードアート・オンライン アリシゼーション 劇中音楽
鬼滅の刃 劇中音楽
ヴァニタスの手記 劇中音楽
【劇場アニメ】
真救世主伝説 北斗の拳シリーズ
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉
【テレビドラマ】
花子とアン(NHK・連続テレビ小説)
【楽曲提供】
新きまぐれオレンジ☆ロード
機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
活撃 刀剣乱舞
ここでは代表的な作品をご紹介してきました。
まだまだ描ききれないほどの作品の作詞や作曲、プロデュースなどに関わっています。
映画『鬼滅の刃 無限列車編』では、第44回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞するなど、今注目されている人物の1人です。
今後のますますの活躍がとても楽しみです。
まとめ
今回は『梶浦由記の年収や印税が凄すぎる!炎だけじゃない天才作曲家の作品一覧』と題してまとめてみましたがいかがでしたか。
参考にしていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。